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レリーフの椿タイル②

更新日:10月7日


シリコンに粘土を詰めていきます。型にはマーガリンを離型剤として塗りました。よく取れましたよ。
シリコンに粘土を詰めていきます。型にはマーガリンを離型剤として塗りました。よく取れましたよ。
上は型どりした椿タイル。下はそのタイルの素焼き後。右は空気で破裂してしまった。
上は型どりした椿タイル。下はそのタイルの素焼き後。右は空気で破裂してしまった。

シリコン製の型ができてしまうと、あとはいくらでも同じタイルを作ることができます。この点、版画とよく似ていますね。



それでもすべて手作業ですので、やることはたくさんあります。楽して、というよりはやはり楽しんでやっていると時間を忘れます。



そうやっていつの間にか人生も過ぎていくのがいいですね。好きなことはいつまでも続き、いやなことは忘れてしまえ。


鼠色の粘土は信楽の土です。800℃くらいで一度焼くのを素焼きと言います。素焼きを終えると下のようにピンク色に焼けて出てきます。


大きさは最初の鼠色の時より縮んでます。









釉掛けの済んだ素焼きのタイル。中央のは私の作です。
釉掛けの済んだ素焼きのタイル。中央のは私の作です。

素焼きのタイルに白い釉薬をかけます。これはいつも使っているポルトガルタイルの表面の釉薬と同じです。


この状態でやっと色付けをすることができるのです。


それでは、色を付けてみましょう。





最初は艶もなく頼りないのです。
最初は艶もなく頼りないのです。

普段使いの椿の赤はなんと「ホットチリペッパー」なる米Amaco製の顔料です。ただ一度塗では真価を発揮しないので、基本二回焼きで重ね塗りしています。


一発で出る赤もあるのですが、どうも単純すぎて面白くない。


それにあの赤を出すには、葉の濃い緑にも向き合わないとちゃんと椿にならないです。





左:焼成一回目。

下:二回目。きれいに焼けました。


最初の粘土の作り始めから4か月くらいたってしまいましたが、それでも順調に数を増やしていける体制になりました。


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ご希望などありましたらメールで受け付けています。




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