うちわ絵のうんちく。渓斎英泉という絵師が文政12年(1829)年に出した「唐土山水(もろこしさんすい)」という中国の西湖をイメージした青のうちわ絵を出したところから、大きな変革が始まりました。青のうちわは涼しげだというので江戸で大ブレーク。それを見た国貞らの大御所たちも続けとばかり翌文政13年の夏に参戦。うちわ絵は戦国時代へ。さらにそのブームをしたたかに見ていた西村与八、北斎が藍刷絵(青で摺った版画)として翌天保元年(1830)、「富岳三十六景」を出版。江戸の本格的な青のブームが到来し、浮世絵は歴史の大転換期を迎えました。
英泉が使ったのは大阪から持ってきたプルシャンブルー。1708年ベルリンで発明された人工顔料は1世紀の時を経て、英泉の手により江戸に到来。その後、この変革が西洋の美術界にも多大な影響を与えることにりました。
Hand Fan I (9171) - うちわ I
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¥4,000価格
消費税込み |
図柄サイズ 約 18 x 23.2 cm
柄を含む長さ 38 cm
柄の厚み 5 mm
重さ 20 g
団扇の図柄はオリジナル銅版画を直接刷ってあります。
使用紙:図柄面 国産雁皮紙
色はフランス製銅版画インクシャルボネール社製プルシアンブルーインク使用。
国産でんぷんのり使用。
